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納涼怪談から脱線して、ローカル線無人駅に到着予定の座談会 8/30sat

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世の中には、話すと面白い話題がけっこうありますが、例えば絵画、絵本、風習、小説、歴史、建築物、写真、旅行、などなど。ところで、これらのキーワードの頭に「怖い」という言葉を冠のように載せてみると、怖い絵画、怖い絵本、怖い風習、怖い小説、怖い建築物、怖い映画、怖い写真、怖い旅行といった風になり、それぞれ該当するようなものが実際あったりします。
 怖い絵画は、アルフレッド・クービンの不気味なデッサンなどがあげられますし、怖い絵本は、トラウマ絵本といいかえてもいいですが、ちょっと子供向けではあるのにグサリとささってぬけなくなるようなトゲのある話、怖い風習といえば、人柱や、割礼、処刑や刑罰、迷信、怖い小説は、上田秋成の吉備津の釜をはじめ、柳田国男の遠野物語と佐々木喜善の聴耳草子、幾人かの怪談蒐集家・翻訳家がおりますし、ホラー小説全般も下火になるどころか盛んに書かれている。
 怖い歴史は、たとえば岡山藩主になった小早川秀秋が乱心・狂死したなどの話があります。怖い建築物は、二笑亭だとかウィンチェスターミステリーハウス、その他廃墟や幽霊屋敷が該当します。怖い映画もホラー映画史ができるぐらいの量がでまわっているし、怖い写真は明治期に輸入され横行した似非科学(オカルティズム)の心霊写真にとどまらず、ウィージーなどのスキャンダラスな写真、写真のもっている露悪性・暴力性(本性)みたいなものがその範疇に入ると思います。怖い旅行といえば、暗い夜に道に迷って、方角がまったくわからなくなるなど、よく起こりうる出来事です。
 つまり、面白い話題は一転して、怖いものを含むということで、どんなジャンルにもひょっこり顔をだしてくる「恐怖」を軸に、怖いだけでは収まらない百物語を展開しつつ、ローソクの火が少しの風でたなびくように、空間認識や知覚をぐらつかせたいです。そうして、信じる信じないとかはそっちのけにして、知らなかった世界の小窓が少しでも開けば、これこれはこうだと断言するのでなく、そうかもしれないし、そうあってもおかしくないという有余(多義性)がうまれるかもしれません。そこで、私はこんな話を知っている、きいた、読んだ、体験したという方は、話を持ち寄っていただきたいし、手ぶらの単なる物見遊山も歓迎します。これは怖いという一品を用意していただいてもいいし、どう転ぶかははっきり申せずとも、行きはよいよい・・・帰りはこわい。こわいながらも通りゃんせということでお待ちしております(森田晃平敬白)
◯講師 森田 晃平
◯開講 8/30(日)20:00〜(120分)
◯最低開講人数・定員3人〜
◯受講料¥800


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by flct | 2014-08-18 21:40 | 教室 | Comments(0)
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