岡山について話すこと、考えることってすっごく多いんです。
歴史を紐解くと、もっとわかるかな?知りたいな、ということで、今回の松村さんの登場。
話、面白いんです、本当に。日々岡山で暮らす私たち、働く私たちに何かヒントがあるか、それはわかりませんが、考えてみることできっともう少し岡山について語れるようになる!
【よそ者人類学者の新岡山論
~「地味だけどディープなのはなぜ?」の巻~】
松村圭一郎
桃太郎は岡山のシンボルではない? 岡山がジーンズで有名なのはなぜ? どうして岡山に全国で4番目に大きい古墳があるの? 岡山は災害が少ないってホント?
いま岡山に移り住む人が増えています。よそから来た人にとって、岡山は、いまいちイメージのわかない地味な土地だったはずです。でも、暮らしはじめてみると、独特な雰囲気があるし、不思議とディープなものがたくさんある。岡山には、地元の人があまり気づいていない「おもしろさ」があふれています。それは、いったいなぜなのでしょうか?
今回は、アフリカや中東などを研究してきた文化人類学者が、この「地味だけどディープ」な岡山の素顔に迫ります。みんなで岡山の「謎」について語り合いましょう。
プロフィール 松村圭一郎(まつむら・けいいちろう)
1975年、熊本生まれ。大学入学から15年間を京都で過ごしたあと、5年ほど東京の大学で教壇にたつ。2015年4月に岡山大学文学部に着任。アフリカでは、おもにエチオピアザンビアで農村の調査を行い、中東の湾岸地域でもエチオピア人出稼ぎ女性の研究を行う
。おもな著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)など。最近は岡山や瀬戸内地域に興味がわいて、各地を歩き回る。ミシマ社のWeb雑誌『みんなのミシマガジン』で「セトウチを行く」を連載中
2/28(火)19:30〜1600円(お茶とお菓子付)